タバコと光触媒

 家庭の事情で1年ほど前に静岡県の実家に居を移しました。それまでは横浜に住んでいましたが、横浜はほとんどの飲食店が禁煙または分煙になっていました。しかし今住んでいる地方都市では逆にほとんどの飲食店で喫煙が可能で分煙もできていません。禁煙の飲食店に慣れていると、近くでタバコを吸われると早々に席を立ちたくなってしまいます。愛煙家には申し訳ありませんが、タバコを吸わない(止めた)人間には受動喫煙は嫌なものです。何とかならないかなあ、と思っていたら、最近厚生労働省が飲食店を全面禁煙しようとしている、とのニュースを目にしました。オリンピックに向けてということなのでもう少し先の話ですし、飲食店などの反発もあるでしょうが、タバコが周囲に与える影響を考えると公共の場での禁煙は進ま
ざるを得ないでしょう。
 タバコの影響は単に近くから流れてくるタバコの煙を吸い込む受動喫煙に限りません。煙が衣類に付着することで様々な有害物質を家庭などにも持ち込むことになります。これを三次喫煙(サードハンドスモーク)と言い、以前この最新情報欄でも取り上げましたのでご興味のある方はご覧ください(詳細はこちら)。
 公共での禁煙は進みますが、家庭での喫煙は自由です(家族に言われてベランダで吸わされることもあるようですが)。この場合は受動喫煙や三次喫煙の影響は大きくなるでしょう。そんな時に光触媒は少しでもお役に立てるのではないでしょうか。室内の壁やカーテン、また喫煙者の衣類などに光触媒を加工しておけば、ヤニ成分を分解除去することができます(もちろん光の強さなどの条件によりますが)。

                                    【室伏】

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