光触媒最新情報

工事用パネルの光触媒性能

2018-01-15

 自宅のそばでビルの建設工事が始まり、現場が白いパネルで囲まれていました。以前にも見
たことはあったのですが、そのパネルには「このパネルは太陽光を利用して空気をきれいにし
ています。」と大きく書かれており、光触媒加工がされたパネルであることがわかりました。
その他にも太陽のイラストや光触媒効果の解説文なども書かれており、環境保全に役立ってい
るとの記載もあります。そこでつい技術者としての興味がムラムラと湧いてきてしまいました。
「本当に光触媒性能を発揮しているだろうか」と確認実験をしてみたくなりました。その日は
休日で工事は行われていませんでした。そこでメチレンブルーを入れたサインペンを使ってメ
チレンブルーを塗付して脱色状態を観察することにしました。
 当日は真冬の寒さでしたが、快晴でパネルには直射日光が当たっており紫外線は充分に当た
っている条件になっていました。自宅の壁は光触媒防汚塗装になっているので、同時に自宅の
壁にもメチレンブルーを塗って脱色状態を比較することにしました(自宅の壁では以前にもメ
チレンブルー脱色試験を実施し報告しています)。サインペンで1cmほどのメチレンブルーの
青い丸を書いて1時間おきに脱色状態を見に行きました。
 実験は午前11時頃に始めたのですが、1時間ほどでどちらも少し薄くなったように見えま
した。2時間後には自宅の壁のメチレンブルーはほぼ脱色してほとんど見えなくなっていまし
たが、パネルの方はまだ青く見えていました。3時間後に確認したときには日が傾いてきてい
てパネルには直射日光が当たらなくなっていましたが、まだ薄く色が残っている状態でした。
ただ翌日パネルを確認した時にはほとんど色は残っていませんでした(写真も掲載しましたが、
写真にするとメチレンブルーが非常にわかりにくくなってしまいました)。
 以上の結果からパネルも光触媒活性がきちんとあることが確認できました。工事現場は道路
に面しているので自動車の排ガスを浄化する効果が期待できるのですが、実際にどれほど効果
があるのかはっきりしません。もちろん無いよりは改善しているのでしょうが…自宅の壁の活
性が高いようだったので、我が家は環境保全に貢献しているんだと思える結果になりました。
 これからも機会があれば皆さんに興味を持ってもらえそうな実験を試して、報告して行きた
いと思います。
                                   【室伏】

光触媒にご興味のある方は、ぜひ当社開催の「光触媒説明会」にご参加ください。
 →説明会のご案内と参加申込書(PDFのダウンロード)

カテゴリー: 光触媒最新情報 
Top